【6月/水無月】時候の挨拶と結びの言葉。例文フレーズまとめ

6月に贈る手紙で使える時候の挨拶を結びの言葉とセットでご紹介します。初旬・上旬・中旬・下旬ごとに用いるべきフレーズ例文を季語と一緒にピックアップ。「の候」の使い方を含め、ビジネス文書や学校PTAの手紙、カジュアルなお礼状でも有効な挨拶集をご覧ください。

6月は水無月。季節を感じる時候の挨拶は?

6月の時候の挨拶

6月に用いる時候の挨拶を、季語を添えて「初旬・上旬・中旬・下旬」ごとにご覧頂きます。


まず、時候の挨拶を書く上でのルールを簡単にご紹介

6月に限らず、季節を一文から読み取れる表現が美しい文章として受け取られます。
またそれに加えて、いくつかルールがありますのでポイントをまとめます。


最初と最後(前文と末文)で内容をかぶらないようにする

頭語から続く前文での時候の挨拶以外にも、結語の前にある結びの言葉がありますが、本文を締めくくるために季節に触れる一文を添えてから締めます。
ただし結びの言葉は、時候の挨拶以外によく使われる慣用句があるので、それほど難しいものではありません。


その後に続く安否を知らせる挨拶へスムーズな流れを

時候の挨拶にこだわりすぎて、その後に続く安否を尋ねる(知らせる)挨拶とのつなげ方が無理矢理ではだめ。全体を見て文章が読みやすいかを何度も確認が必要です。


【参考記事】前文で時候の挨拶に続く、安否を知らせる挨拶について解説します▽


時候の挨拶【6月】の例文をご紹介

6月の季語・季節のワードとしては以下のような言葉が挙げられます。なお6月は1年で唯一祝日がない月です。

  • 自然現象:梅雨/入梅/初夏/首夏/青葉/長雨/短夜/季夏/深緑/空梅雨 etc.
  • 食べ物:鰻/鰹/鯵/苺/桜桃 etc.
  • 草木:紫陽花/サルビア/くちなし/アイリス/菖蒲(あやめ) etc.
  • イベント系:父の日/夏至/衣替え etc.

自然現象の後には「〜の候、〜のみぎり、〜の折」のいずれかをつなげ、安否の挨拶を続けましょう。
その他食べ物やイベント系は文章で書き、必要なら句点(。)で区切って安否の挨拶に移ります。


ビジネス文書や学校PTAで使える時候の挨拶例

では実際に挨拶例をみていきます。今回は違和感が無いよう、安否を知らせる挨拶まで含んだ文例も載せますのでご参考に。
ビジネスで用いる場合は、自然現象+「〜の候、〜のみぎり、〜の折」が堅実で無難です。


6月初旬

  • 雨に濡れる紫陽花が美しい季節、こちらも相変わらずつつがなく過ごしております。
  • 空梅雨がつづいています。皆様にはお変わりございませんでしょうか。
  • 入梅の候、貴社いよいよご発展のこととお慶び申し上げます。
  • 季夏の折、平素は格別にご高配を賜りまして、厚く御礼申し上げます。
  • 麦熟れる初夏のみぎり、貴社一段とご繁盛の段大慶に存じます。

6月上旬

  • 夏の候、貴社ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
  • 深緑の折、皆様におかれましてはますますご壮健のことと存じます。
  • 紫陽花が鮮やかに花開く季節となりました。いかがお過ごしですか。
  • 麦秋の候、ますますご清栄のことと心よりお慶び申し上げます。
  • 照りつける太陽を懐かしく思うこの頃、皆様いよいよご健勝のことと存じます。

6月中旬

  • 入梅の候、皆様ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
  • 長雨のの折、ますますご隆昌の段、心よりお慶び申し上げます。
  • 桜桃のみぎり、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
  • 梅雨の候、益々ご盛栄のこととお慶び申し上げます。
  • 梅雨明けが待ち遠しい今日この頃、皆様元気でお過ごしのことと存じます。

6月下旬

  • 梅雨寒の折、貴社いよいよご清祥のこととお喜び申し上げます。
  • 雨に映える紫陽花の花も美しい季節、皆さんいかがお過ごしですか。
  • 夏至の候、貴社一層ご発展のことと存じます。
  • 梅雨が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
  • 梅雨晴れの折、貴社ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。

時候の挨拶【6月】の結びの言葉の例文

結びの言葉で気をつけたいのは、冒頭の時候の挨拶で触れたことや使った言葉を再度繰り返さないこと。最後のまとめのご挨拶なので、
プライベートや学校PTA等なら健康や幸せを願う文を。
ビジネスなら活躍や繁栄を祈る文を書きましょう。


時期関係なく使える結びの挨拶と季節ごとに使える結びの挨拶がある

時期を問わない結びの挨拶例

  • 貴社の更なるご発展を心よりお祈り申し上げます。
  • 引き続きご支援ご厚情を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
  • 今後ともこれまでと変わらぬご支援ご鞭撻のほどお願い申し上げます。
  • ご多用の折、誠に恐れ入りますが、ご都合をお聞かせ願えれば幸いです。
  • 皆様の御多幸を心よりお祈り申し上げます。

6月特有の結びの挨拶例

  • 梅雨入りの便りが気になる頃です。くれぐれもお身体を大切に。
  • 蒸し暑い日が続いておりますが、お身体ご自愛下さい。
  • 向暑のみぎり、皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。
  • 夏至の候、ますますのご発展をお祈り申し上げます。
  • 初夏の折、皆様のますますのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

6月は梅雨も忘れる美しい挨拶を。

6月に関する時候の挨拶を例題とともにご紹介しました。貴方が感じる季節の移り変わりを文章で表現してみてくださいね。

【参考記事】梅雨と梅雨明けの違いを感じるためにも7月の時候の挨拶の確認もしてみて▽

【参考記事】1月から12月まで全ての時候の挨拶を総まとめでご紹介します▽

【参考記事】時候の挨拶に使える「ご健勝」の使い方とは


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